皮膚の菲薄(ひはく)化
歳を取ると皮膚は菲薄化していきますが、菲薄化とは、菲薄化とは皮膚が薄くなることです。
真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどが減って、新しく肌細胞を作る力がなくなり、表皮が薄くなることで肌の弾力がなくなっていきます。
老化防止のためには、コラーゲンを補う必要があります。
皮膚に関係しているのは、女性ホルモンで、女性ホルモンには真皮層のコラーゲンを生成するという働きがありますが、30代を過ぎてくると分泌量が減ります。これにより新陳代謝も悪くなっていくのです。
女性ホルモンの分泌量が減るとともに、シミやしわも増えていきます。
老化を食い止めるためには女性ホルモンやコラーゲンが大切だということがわかります。
肌が薄くなることで、抵抗力が落ちて炎症が起きやすくなって感染症にかかりやすくなったりします。
皮膚の菲薄化は肌老化の大きな要因となっているのです。
肌はそれぞれ人によって性質が違い、肌の老化の速度もそれぞれのペースがあります。
ですが、この皮膚の菲薄化みたいな外的な要因も老化速度に影響します。
外的要因には菲薄化のほかに、皮膚の乾燥、紫外線、細胞の酸化などがあります。